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五山の送り火

五山の送り火

今年も無事に送り火が行われました。
8月13日に家に迎えたご先祖の魂を、16日の夜、送り火とともに再び冥土へ見送ります。
古来より日本人は山を精霊な場所として崇め、私たちは死後、その魂が山へと昇り、宿うものと考えていました。
また送り火は単に先祖の魂を送るだけではなく、戦争で亡くなった人々の魂を慰める意味も込められており、平和への祈りでもあります。
かつては送り火は京都周辺の5つの山でそれぞれ別個に行われていましたが、1963年からそれぞれの送り火が順番に点灯されるようになりました。中でも通称大文字山と呼ばれる如意ヶ嶽の大文字は美しく、まさに京都の夏の風物詩です。

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