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オオトラツグミ

アマミノクロウサギたちと共にゴルフ場建設に反対し自然の権利を求める原告となったオオトラツグミ。
20年前に初めて奄美大島に行って以来、見ることができなかった幻の鳥。本土にいるトラツグミと尾羽の数や鳴き声などが違い、アミノ酸配列や塩基配列による分析が進んだことから今は別種とされています。
奄美野鳥の森の広場を歩いていたら、背後から何かが飛び立った大きな音。またキジバトかと思って振り向いたら、まさかのオオトラツグミ。他に人が来るまで5分ほど、その姿をじっくり観察させてくれました。夜に不気味な声で鳴くことから妖怪鵺と考えられたトラツグミですが、顔をじっくり見ると確かに少し妖怪っぽい顔をしています。