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カラスバト

カラスバト

 全身がカラスのように黒いことから、その名がついたカラスバト。奄美大島をはじめ離島に生息する大きな森林性のハトです。

 声はするものの、警戒心が強く、なかなか姿を見ることができない鳥のひとつ。けれども9月くらいになると姿を見かけることが多くなるようで、奄美野鳥の森のある長雲峠では電線沿いに同時に3羽を観察することができました。

 光の加減で一様に黒く見える体も、首から胸にかけて光沢のある緑が目立ち、フランス語ではPigeon violetと紫色のハトと呼ばれるように頭から首の後ろ、背中にかけて赤紫色をしています。地味ですが、なかなかマニア心をくすぐる鳥です。

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