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リュウキュウアカショウビン

リュウキュウアカショウビン

 日本を代表する赤い鳥といえばアカショウビン。奄美大島より南にはリュウキュウアカショウビンという亜種が渡ってきます。翼が紫がかっており、特に夜間、光に照らされると紫色が目立ちます。
 この時期は南に渡っていく時期で、10月頭にはほぼいなくなります。声もしないので姿を見つけることは非常に難しいのですが、さすがベテランの小林ガイド。樹木のすき間にいる個体を数羽見ることができました。
 真っ赤な炎を連想させるためか、火事を招く鳥として嫌われることもあります。昔、とある宿でアカショウビンが営巣した年に火事が起き、翌年からは追い払われるようなこともありました。今では数も少なく、幻の鳥になりつつあります。

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