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カタグロトビ

カタグロトビ

 石垣島で近年数を増やしているカタグロトビ。曇っていたり、夕方近くになると姿を現しますが、特にこの辺りが見やすいというポイントはなく、どこでも見られる可能性があるそうです。

 別名ハイイロトビとも言われるように全体的に淡い色をしていますが、飛ぶと翼の先端部の黒が目立ちます。フランス語でもÉlanion blac(黒白のトビ)と呼ばれます。しかし、黒白という意味のblacという形容詞はアラビア語起源で日常的に使わないため、Élanion blanc(白いトビ)と誤表記されることも多いようです。

 私がいたセネガルでも見られるトビですが、石垣島の個体と同じく警戒心が強く、なかなか写真撮影できない鳥の一つでした。今回撮影に利用したのは3000mmまでズーム可能なNIKON COOLPIX P1100。コンパクトデジタルカメラとはいえ、一眼レフにも負けずとも劣らない画質に感じます。

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