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ミヤマガラス

ミヤマガラス

 ロシアから中国東北部で繁殖し、日本には冬に渡ってくるカラス。かつては九州でしかなかなか見られないカラスでしたが、最近は北海道を含め全国各地で見られるようになり、京都でも南部の巨椋干拓地に毎年渡ってきます。

 大きな群れで行動し、数百羽となることもしばしば。出水平野では農耕地で採餌し、夕方には住宅地近くでも鈴なりに電線に止まっている姿を見かけます。

 イソップの寓話『カラスと水差し』では道具を使うカラスが登場します。水が少ししか入っていない水差しに小石を一つずつ落として水嵩を増して水を飲むというものです。飼育されたミヤマガラスもまた、筒に入った水に浮いているミミズを食べるために、小石を積んでミミズが届く位置まで水位を上げるという行動を示したという実験結果があり、道具を柔軟に使う能力をカラスが持っていることを証明しています。

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