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ムラサキサギ
日本では石垣島や西表島などの八重山諸島でしか繁殖しないサギです。首や体の側面が紫色を帯びた赤茶色をしていることからムラサキサギの名がついていますが、日本で見られる亜種Ardea purpurea manilensisは体色が全体的に薄く体の上面はより灰色みが強いことから、初めて見た時になぜ紫?と思いました。インドネシア語のCangak Merah(赤いサギ)の方がむしろ特徴を言い当てているように感じます。
世界的に広く分布し、4亜種が知られています。分布域が広いことから絶滅は危惧されていないものの、ヨーロッパで繁殖し冬はアフリカに渡る亜種Ardea purpurea purpureaは生息環境である葦原が失われていることから保護が進められています。また、マダガスカルの固有亜種Ardea purpurea madagascariensisは絶滅が危惧されており、カーボベルデの固有亜種Ardea purpurea bourneiにいたっては生息数は20つがい以下と推測されています。