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マガン
日本では最も数の多いガンであり、毎年約20万羽が渡ってきます。とはいえ、そのほとんどが伊豆沼で越冬し、春秋に北海道の宮島沼やウトナイ湖を通過していきます。
英語名でマガンはGreater white-fronted goose、カリガネはLesser white-fronted gooseと言われるとおり、いずれも額の白が目立つ一方、幼鳥には白い部分がなく、成長するにつれ、白くなっていきます。
カリガネは黄色いアイリングが目立ちますが、マガンにも写真のように薄くアイリングがあり、頭頂近くまで白い部分が達する個体がいます。
マガンはその繁殖地が異なる5つの亜種に分類され、日本では亜種Anser albifrons rontalisが渡ってきます。5つの亜種には大きさ以外に決め手となる違いはなく、グリーンランドで繁殖するA. a. flavirostrisのみ嘴の先端近くがピンクがかった黄色であることから野外での判別が比較的容易なようです。