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シジュウカラガン

シジュウカラガン

 かつてはより大きく主に北アメリカに生息するカナダガンと同一種もしくはその一亜種とされていましたが、大きさや嘴の長さ、声の違いもあり、現在は別種に分類されています。

 カナダガンが多数の亜種に分類されるのと同様、シジュウカラガンも5つ以上の亜種に分類されています。もともと、ガンやカモは種の間の交雑が他の鳥に比べ多く、カナダガンやシジュウカラガンの亜種もそれぞれの亜種によって生まれたグループ、あるいはこれらのグループは6種200の亜種に分類できるとする学者もいるくらい、分類はとても複雑です。

 その一方、日本ではカナダガンが人為的に導入され、シジュウカラガンとの交雑という遺伝的撹乱が発生したことから、絶滅危惧種に指定されているシジュウカラガンとは異なり、特定外来生物として防除の対象となっています。

 日本では保護の甲斐があって飛来数は増加傾向にありますが、その大半は伊豆沼を中心とした地域で越冬します。伊豆沼の南にある蕪栗沼をねぐらにしており、日中はこの近辺の田んぼで見つけやすいです。

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