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カタグロトビ

カタグロトビ

 アフリカ大陸、南アジア・東南アジアを中心に広く分布するカタグロトビ。分布域が外れるため、日本ではまれに見られる迷鳥でしたが、石垣島では定着し年中観察できるようになってきています。
私が初めて見たのはセネガル。とても警戒心の強く少しでも近づくと飛んで行ってしまう鳥でした。数年前に石垣島で見たときもはるか彼方にいるのを見かけただけでした。
 けれども、最近は警戒心が薄い個体も増えているそうで、今回もかなり近い距離まで。
 フランス語ではÉlanion blacと呼ばれています。Élanionは古代ギリシャ語でトビのことですが、blacは中世の英語で黒を表しているそうです。意味としてはクロトビですが、blacの語がblanc(フランス語の白い)に似ているため、しばしばÉlanion blanc(シロトビ)と呼ばれるそうです。

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