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震災遺構・請戸小学校

震災遺構・請戸小学校

 東日本大震災から15年。ようやく福島の被災地を巡ることができました。

 現在も80%近くが帰還困難区域とされ、立ち入りが禁止されている浪江町ですが、請戸小学校は震災遺構として観光客も立ち入り、見学することが可能です。

 浪江町には最大で15.5mもの高さの津波が押し寄せ、182名の方が亡くなられ、町は壊滅的な打撃を受けました。しかしながら、小学校の生徒82名と教職員は1km近く離れた大平山に避難し、全員が助かりました。とはいえ、大平山は山というより高台、さらに登山口さえ分かりにくい場所でした。生徒のうち、1人がスポーツ少年団で山に来たことがあり登山口を知っていたことが幸運でした。高台に避難後、町に戻ることができなくなった生徒たちはさらに5km以上離れた役場へと避難を試みたところ、偶然通りかかったトラックの荷台に乗らせてもらい、無事に避難することができたといいます。

 現地を訪れることに勝る体験はありません。ぜひ、機会があれば訪れていただきたい施設です。

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