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土蔵造りの町並み(山町筋)
加賀藩二代藩主前田利長が1609年、高岡城を築城し、高岡の町は発展していきます。その際に優秀な鋳物師を集め職人町を、物流・商業都市と発展させるために商人を呼び込み商人町を作り上げていきます。
この商人町が現在の山町筋(やまちょうすじ)で、江戸時代から明治時代にかけ、商業の中心地として賑わったそうです。しかし、1900年6月に発生した大火により、高岡の町の6割が焼失します。
現在、山町筋で見られる土蔵造りの町並みは、この大火の後に造られたもので、防火構造として用いられたのが土蔵造りでした。
写真は菅野家住宅。黒瓦葺きの屋根、黒漆喰塗りの外壁、2階の窓には高い防火性能をもつ土扉を備える一方、隣の家との間には煉瓦造りの防火壁といった西洋のエッセンスが散りばめられており、建築様式の変遷を垣間見ることができます。