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タイワンホトトギス

タイワンホトトギス

 天龍寺の秋の草花が見頃を迎えています。借景の美しい曹源池庭園、法堂の雲龍図などはもちろんですが、四季折々の花を存分に楽しめる場所でもあります。

 水辺にタイワンホトトギスが咲き始めていました。その名のとおり、台湾では数多く自生していますが、日本では西表島と沖縄本島のごく一部にしか生息しない絶滅危惧種でわずか1000個体未満といわれています。しかしながら、丈夫なことから園芸種として親しまれ、日本在来のホトトギスと交雑している個体も多いようです。

 ホトトギスの名の由来は、花びらの斑点の模様が、鳥のホトトギスの胸や腹にある黒い横斑模様に似ていることから。日本在来のホトトギスは、葉の付け根である葉腋に一つずつ花をつけるのに対し、タイワンホトトギスは葉腋ではなく、茎の先が枝分かれし、そこに花を複数つけることで識別できます。

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